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円安でもお得に旅を楽しみたい! 元添乗員がおすすめする海外旅行先3選

2024.02.01 UPDATE

2022年の春頃から始まった円安。最近になって、ようやく復調の兆しが見え始めたかも……? という状況ですが、まだまだ手放しでは喜べません。コロナ禍が明け、入国制限も撤廃されて1年近く経とうとしている今、円安でもできるだけお得に海外に行きたいという人も多いはず。世界約50か国以上を旅した元添乗員で、旅アドバイザー&トラベルライターのAnaさんによるこの連載。今回は、今だからこそおすすめしたい旅先と理由をご紹介します。

 ◇ ◇ ◇

 

円安の今だからこそ、狙い目の旅先は? ドル&ユーロではない、アジア圏!

円安だとつい敬遠しがちな海外旅行【写真:Ana】
円安だとつい敬遠しがちな海外旅行【写真:Ana】

 2023年も仕事で何度かヨーロッパに行きましたが、ユーロ→円に換算すると、その価格差は相当なものでした。ドルやユーロの影響をダイレクトに受けづらい場所となると、やはりアジア圏がおすすめです。

○理由1 そもそも物価が安い
 日本に比べて物価が安いアジア圏であれば、多少上がったとしても心理的なダメージは小さくて済みます。旅行のときくらい、できるだけ値段を気にせず、食べたいものや欲しいものに思いっきりお金を使いたい人も多いでしょう。そうした海外ならではの「心理的な開放感」を得られる場所というのも、旅先を選ぶ際には大切な要素。リッチな気分を少しでも感じられるはずです。

○理由2 短い日数でも行ける
 滞在期間が長くなれば、その分ホテルの宿泊費もかさみます。また、長期で休暇を取って海外に行くのは、なんとなく気が引けるという人もいるかもしれません。

 アジアなら2泊3日から、最短なら1泊でも行けます。時差も少なく、時差ボケによる仕事への影響や、食文化が近いので体調への影響が出にくい点もメリットです。(ただし、屋台では衛生面に要注意!)

○理由3 飛行距離が少ないと燃油サーチャージも安い
 海外旅行に関わってくるのが、燃油サーチャージです。タイミングによって料金は変動しますが、距離が近ければ安くなるのは確か。また、そもそも取らない航空会社や、ほかのエアラインが値上げしていても値下げする会社があります。燃油サーチャージ込みでどの航空会社を使うかも、選ぶ際の検討事項に入れておくと良いでしょう。

○理由4 女性一人でも治安的に安心
 この時期に、海外といっても一緒に行く人がいないという話もよく聞きます。そうなると一人旅も候補になりますが、海外一人旅、とくに女性となると治安面の心配も。もちろん、国によりますし、日本のように夜遅くに一人で出歩くなどは避けたほうが良いですが、ヨーロッパよりはアジアのほうが治安面で少し安心できるのではないでしょうか。

 

上記の点から、おすすめの場所は次の3つです。

【バリ島】

 

リゾート感たっぷりなバリ島【写真:Ana】
リゾート感たっぷりなバリ島【写真:Ana】

 20代の頃、海外初一人旅を叶えたのがここ、インドネシアのバリ島でした。フライトが約8時間という点は悩ましいですが、時差は1時間。なにより、リゾート感を得られるのが魅力です。

 ホテル代や食費、マッサージやスパ&エステが安く、ハワイのような南の島の贅沢なリゾート体験を楽しめます。タクシーを1日チャーターしても、1棟ごとのコテージタイプのリゾートホテルにしても、どちらも1万円もかからないところが多いのがポイント。当然、グループで行けば一人あたりはもっと安くなります。

【台湾】

 

グルメもおすすめの台湾【写真:Ana】
グルメもおすすめの台湾【写真:Ana】

 なによりも羽田から約3時間30分という近さ、バリと同じく時差が1時間というのもポイント。ところどころに日本を感じる安心感、人の親しみやすさという点でもおすすめです。グルメやマッサージも安くて、お得感を得られます。

【トルコ】

 

トルコではラクダを目にすることも【写真:Ana】
トルコではラクダを目にすることも【写真:Ana】

 こちらは少々番外編。現役添乗員で最近トルコに行った友人から、「物価が上がっているところはあるけれど、ツアーならお得感があるのでは?」とおすすめされた場所です。

 アジアとヨーロッパにまたがるトルコは、日本とまったく違う“異文化感”を味わえる魅力があります。飛行時間は約13時間、期間も7~10日ほどは必要なので、少しハードルが高めかもしれません。ただ、2017年は40円台だったトリコリラは、2023年12月現在では約5円とリラ安の状況が続いています。(※トルコはドルやユーロも流通しているので、トルコリラをどう使うかでお得感も変わります)

 コロナ禍以降、どの国も物価が上がっている感覚は否めません。ですが、各旅行会社のツアーをみると、2023年はそれなりに高価格帯のものが多かったなか、2024年出発予定のものについてはコロナ前に近いような、安い価格のものもみられるようになってきました。ぜひ、次の海外旅行の計画の参考にしてみてください。

(Ana)

参照: https://hint-pot.jp/archives/197231 

Ana(アナ)

旅アドバイザー&トラベルライター。学生時代から海外旅行に魅了され、これまで世界約50か国をめぐってきた大の旅好きで、海外添乗員として活動していた経験もある。行った旅の数と比例して、経験してきたトラブルや事件は数知れず。コロナ禍を経て、再び海外へ飛びながら旅に役立つ情報、異文化を楽しむ知恵などを日々発信中。

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